群青色に近い紫色のVネックニットに

黒革ブルゾンをはおったかっこいいマダム。

スキニーパンツに、足元はロングブーツ。

忘れてたなあ、世の中にロングブーツというものがあることを。

昨年あたりから復活の兆しだそうで。

…安室さんは引退したというのに。ま、いいか。

で、そんな辛口の装いが良く似合う、素敵なかたでした。

ニットとブルゾンの色がベストマッチ。

なによりかっこよかったのは、

マフラーを巻かずにあえて持って歩いていたところ。

日差しがあったとはいえこの季節ですもの…。

きゃしゃなシルエットにハードな黒革、シャープなVネック。

マフラー巻いたらかっこよさ8割減だったかも。

おしゃれって、大変。でも、楽しい。

というわけで2019118日のラッキーカラーは

紫色、カーキ色、金色でございます。

コーディネートが難しい、中間色の紫色。

やたら目立つ色なのですよね。

ベビーカーを押していたパパさんは、

チャコールグレーのジャケットの下に、

そんな難しい紫色のニットパーカー。

のぞかせたフードが、さし色で効いていました。

マフラー代わりのパーカー。

後姿が素敵です。

なるほど。フードはこのように着こなすのね。

大柄な男性に、ラフに装ってほしいスタイル。

でなければ、あえてドレッシーなスカートの乙女に。

全身カジュアルではありきたりですもの。

というわけで2019年1月17日のラッキーカラーは

すみれ色、藍色、だいだい色でございます。

ブティック街ですれ違った男性は

グレーのフラノ地パンツに濃紺のセーター、

首元は、わずかにグレイッシュな紫色のマフラー。

上質で何気ないいでたちに、流行色の小物がなじんでいました。

40歳いくかいかないか。

男盛り一歩手前という年代にふさわしい装い。

力の抜けたおしゃれがじょうずな男性が

増えてきましたね。

これも街をあるく楽しみ。

というわけで2019年1月16日のラッキーカラーは

水色、黄色、珊瑚色でございます。

すれ違った男性が

黒のパンツにグレンチェックのジャケット、

茄子紺のベレー帽といういでたち。

黒でも紺でも茶色でもなく

茄子紺というのが今っぽくて素敵。

二十歳そこそこというところ。

少年らしさをわずかに残した

きゃしゃなシルエットに

ベレー帽がそれはそれはよくお似合い。

いかにも今ふうのおしゃれボーイに

すれ違いざま、一瞬見とれました。

たくましい、一人前の男性になってしまったら

たぶんここまで似合わない。

いまだからこその素敵。

そこまでわかっていての装いだったのかどうか。

というわけで2019年115日のラッキーカラーは

金色、銀色、青色でございます。

ラベンダーカラーのコートをまとった

素敵なマダムの首元は、ライトグレーのファーマフラー。

非の打ちどころ、ありません。

ほかに、なにをもってきたら素敵かしら。

すれ違ってしばらく

てくてく歩きながら考えました。

ライトブルーのストール?

それとも、うんと淡いうぐいす色?

あるいはカスタードクリーム色を少しだけのぞかせる?

ボトムと足元、そしてバッグはどうしましょ。

冒険すると、まとめるのが難しいのですよね。

そこが楽しくもあるのですけれど。

というわけで2019年1月14日のラッキーカラーは

カーキ、青緑、赤色でございます。

ラベンダーのコートの人をちらほら見かけます。

まちを歩くと、冬のアウターは、黒、黒、グレー、黒…

という感じだから、

ライトカラーのアウターは、

見かけるだけでなんだかうれしい。

流行まっただなかの色、来年は着られないわよね…

袖口がすぐに黒くなって、目立つのよね…

なんて考えて、なかなか買えないのです。

誰しもそんな感じなのでしょう。

だからみんな黒、黒、グレー、黒

人並みはどんより。

そんな冬のまちで、きれい色のアウターを

まとってくれる粋なひと、それだけでうれしい。

おしゃれは自分だけのものではないのですね。

こんなとき、つくづく感じます。

というわけで2019年1月13日のラッキーカラーは

緑、マゼンタ、朱色でございます。

NHKの朝ドラで見かけた素敵な装い。

羽織と着物は江戸紫の濃淡、

そして羽織紐が深紅。

主人公の母親です。

演じる松阪慶子さんが、

けた外れのコメディエンヌぶりで人気だとか。

渋い装いのなかに1点、華やかな紐を配し、

役柄の茶目っ気やかわいらしさを

うまく表現しているよう。

このようなところまで目が届いた良作、

ドラマが好評なのも当然かと。

というわけで2019年1月12日のラッキーカラーは

水色、マスタード、すみれ色でございます。